雲南省の急成長
中国のコーヒー栽培は 20 世紀後半に本格化し、ネスレやスターバックスといった国際企業の投資もあって、雲南省を中心に作付面積が急拡大しました。ミャンマー・ラオスと国境を接する雲南の高地は、標高・気候ともにアラビカ栽培に適しており、いまや中国は世界の生産国ランキングに名を連ねる規模に達しています。巨大な国内消費市場の成長とも結びつき、「生産国かつ消費国」として独自の存在感を増しています。
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12PROD. RANK · No.12China (Yunnan)中国南西部の雲南省が主産地。
中国南西部の雲南省が主産地。1990 年代からネスレ・スターバックス等が品質向上を支援。近年スペシャルティ志向の小規模ロットが台頭し、SCAA 80 点超のコーヒーが増えてきた。
中国は近年急速に台頭してきたコーヒー生産国で、その大半を南西部の雲南省が担っています。プーアル茶で知られるプーアル (普洱) や保山 (バオシャン) 一帯の高地で、カティモールを中心としたアラビカが栽培され、ナッツや穏やかな甘さ、ハーブを思わせるマイルドなカップを生みます。
中国のコーヒー栽培は 20 世紀後半に本格化し、ネスレやスターバックスといった国際企業の投資もあって、雲南省を中心に作付面積が急拡大しました。ミャンマー・ラオスと国境を接する雲南の高地は、標高・気候ともにアラビカ栽培に適しており、いまや中国は世界の生産国ランキングに名を連ねる規模に達しています。巨大な国内消費市場の成長とも結びつき、「生産国かつ消費国」として独自の存在感を増しています。
雲南で広く植えられてきたのは、収量と耐病性に優れるカティモール系の品種でした。当初は大量生産・コモディティ向けが中心でしたが、近年はウォッシュトやハニープロセスを丁寧に行い、ティピカやブルボン、ゲイシャといった品種にも挑戦するスペシャルティ生産者が現れています。「安価な雲南」から「個性ある雲南」へと評価を変えようとする動きが進み、国際品評会でも中国産のロットが注目され始めています。
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中国 (雲南)の全地域に共通するフレーバーを起点に、他国から似た一杯を3地域抜粋。