Roaster Profile
丸山珈琲
Maruyama Coffee
長野・東京・神奈川
1991年創業。COE(カップ・オブ・エクセレンス)のジャパン代表審査員も務める日本スペシャルティコーヒーの先駆け。農園直接取引(ダイレクトトレード)を積極的に行い、エチオピア・コロンビア・グアテマラなど世界各地の最高品質の豆を扱う。
焙煎
幅広く対応
オンライン販売
あり
産地数
5 産地
タグ
扱う産地
Editorial
このロースターの読み方
丸山珈琲は日本のスペシャルティコーヒー文化を語る上で外せないパイオニアの一つです。1991年に長野県軽井沢で創業し、まだ「スペシャルティ」という概念が浸透していなかった時代から、産地・農園レベルでの品質追求を続けてきました。代表の丸山健太郎氏は、Cup of Excellence (COE) の国際審査員を長年務め、世界各国の産地で品質審査に直接関わってきた人物としても知られています。
軽井沢から始まった「産地に行く」文化
創業当時の日本のコーヒー業界は、大手商社経由のコモディティ豆が主流で、農園や生産者の顔が見える流通はほとんど存在しませんでした。丸山珈琲はその構造に風穴を開けた一店です。生産国に自ら足を運び、農園主と関係を築き、毎年同じ農家の豆を継続して買い続けるダイレクトトレードの先駆けとして、コロンビア・グアテマラ・コスタリカ・エチオピアなど多数の産地で長期パートナーシップを築いてきました。これは「同じ農園の同じ品種を翌年も飲める」という、それまでの日本のコーヒー文化には希薄だった連続性を読者にもたらした取り組みです。
COE 国際審査員が選ぶラインアップ
Cup of Excellence は、世界各国で開催される生産国主催の品質コンテストで、上位入賞ロットはオンラインオークションで世界中に競り落とされます。丸山健太郎氏はこの審査員を 20 年以上務め、COE 経由で日本に入る希少ロットの大きな入り口となってきました。店頭・オンラインショップには、世界平均を大きく上回る評価を得たマイクロロットや、農園主と長年の関係から得た限定ロットが並ぶことがあり、「世界の品評会の上位がそのまま飲める」体験を国内で得られる数少ない場の一つです。
バランス重視の焙煎と幅広いラインアップ
焙煎は浅煎りから中深煎りまで幅広く扱う varied スタイルで、産地と品種ごとに最適な焙煎度を当てる方針です。エチオピア・ナチュラルのフルーティな個性は浅煎りで、コロンビア・グアテマラの甘さとボディは中煎りで、ブレンドや喫茶向けには中深煎りで、と豆ごとに焙煎度を変えるアプローチを取っています。「丸山珈琲の浅煎り」「丸山珈琲のブレンド」のどちらか一方ではなく、両方が共存しているのが特徴です。
おすすめの淹れ方
オススメは中粒(中挽き)・湯温 91〜93℃・粉量に対し湯量 15〜16倍のペーパードリップ。COEロットや農園シングルは、まず素直にハンドドリップで素材の個性を聴き、その後フレンチプレスやエアロプレスで別の表情を確かめると、同じ豆を多角的に楽しめます。
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公式サイトを検索似たロースター
堀口珈琲
東京(世田谷・新宿ほか)
1990年創業。日本のスペシャルティコーヒー文化の礎を築いたパイオニア。産地への直接訪問・農家との長期的関係を重視。コーヒーの抽出理論・焙煎理論を体系化した著書でも知られる。バランスの取れた中煎り〜中深煎りが得意。
Light Up Coffee
東京(吉祥寺・新宿)
浅煎りシングルオリジンに特化した東京の人気ロースター。エチオピアやケニアのフルーティで明るい酸味を活かした焙煎が特徴。豆の購入体験をシンプルで楽しいものにすることにこだわり、テイスティングノートが丁寧に記載されている。
Glitch Coffee & Roasters
東京(神保町・赤坂)
超浅煎りのスペシャルティコーヒーで知られる東京のロースター。エチオピアのゲイシャやナチュラルプロセスなど、個性の強いロットを積極的にセレクト。コーヒーをワインのように楽しむ文化を提案している。
ONIBUS COFFEE
東京(奥沢・中目黒・浅草ほか)
ポルトガル語で「みんなのバス」を意味する名前の通り、コーヒーをより多くの人に届けることを理念とする。アフリカ産豆を得意とし、エチオピア・ルワンダなどのフルーティな豆を丁寧に焙煎。農家との継続的な関係を大切にしている。